夏は汗や皮脂、それに紫外線とお肌にとって厳しい環境の連続。
汚れやほこり、メイクの油分や日焼け止めなどがお肌に残るとトラブルの原因になりますので、その日の汚れは、その日のうちにしっかり落とす習慣をつけてください。
普段何気なくおこなっている洗顔ですが、スキンケアの基本です。正しい洗顔によって、素肌がみるみる変わったという方もおられますので、みなさんも面倒がらずに、しっかりおこなってみましょう。
1.まずは手をきれいに洗いましょう。
⇒手が汚れていると洗顔料が泡立ちにくくなります。手は意外に汚れているもの。石鹸でしっかり洗ってください。
2.ぬるま湯で予洗いします。
⇒先に、大まかな汚れを落とすために、顔をさっとぬるま湯で予洗いします。こうすると乾いた肌に直接洗顔料をのせるより負担が少なく、あとの洗顔がより効果的になります。
3.洗顔料をよく泡立てます。
⇒汚れは泡で巻き込んで落としますので、しっかりと弾力のあるきめ細かい泡を作りましょう。洗顔料が少なすぎるとコシのない泡になってしまいますので、ご注意ください。洗顔ネットなどを使うと上手くできます。
4.泡で顔を包むようにやさしく洗います。
⇒決してごしごし洗ったりせず、力を抜いて泡を転がすように洗います。
その際、額・こめかみ・眉・鼻、目のまわり、頬、口のまわり、あご、首筋の順にやさしくマッサージするように洗っていきましょう。
5.すすぎは丁寧にしっかりと!
⇒ぬるま湯でしっかり洗い流します。特に髪の生え際やこめかみなどに洗顔料が残っていると肌トラブルの元になりますので、要チェックです。
だいたい10〜15回程度はすすぐようにしましょう。
6.最後は清潔なタオルを用意。
⇒ここまで気をつけて洗顔しても、最後にタオルでゴシゴシこすると洗ったばかりのデリケートなお肌が傷ついてしまいます。
清潔でやわらかいタオルでそっと顔を抑えるように水分を吸収させてください。また、日焼け直後や汗、紫外線で過敏になっている時は、軽く水でしぼったタオルで抑えるように水分をとる事をおすすめします。
水分を含み柔らかくなったタオルがお肌への刺激を和らげてくれます。
ここまでが正しい洗顔方法ですが、メイクをされてる場合や、日焼け止めをお使いの場合は、必ず、クレンジングでメイクや日焼け止めの汚れを落としてから洗顔して下さい。
クレンジング剤の選び方などは以前にもご紹介していますので、ご参考にしてください。
http://www.opal-co.co.jp/magazine/html/008.html
また、メイクをしなかった日でも、皮脂や汚れはお肌に残っているのでぬるま湯だけでは落としきれません。必ず洗顔料を使って洗顔するようにしましょう。
正しい洗顔をきっちり行うことでは、化粧くずれや肌荒れなどを和らげることができますので、是非お試しくださいね。
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